あるホテルからの回答を巡って国の予算委員会が再びもめているようです。
このホテルの姿勢には様々な反応がありますが,私はここ最近の人間不信に対するモヤモヤに一筋の光明を見いだして救われた気持ちです。
およそ,ひとつの真実しか存在しないはずの「人の行為」に対して虚々実々の駆け引きと恥の上塗りを繰り返す国権の最高機関ですが,毅然と筋を通したホテル側回答に敬意を表すものです。
これをノブレス・オブリージュとは申しませんが,異次元(低劣)な人間模様を横目で眺めながら,プライドに裏打ちされた外資系企業グループの「規範と道義」を悔しくも見事に感じてしまいます。
負けてはいられません。われわれ日本福祉も営々と築かれてきた高貴な「職業倫理」をもう一度思い出してめげずにいきましょう。