調査や統計というものはその「使用目的」に沿うような結論(期待値)に「引っ張られ」勝ちなものです。
恣意的操作(サンプル選択や計算処理等)は論外ですが,怖いのは望ましい成果を得るような手法を無意識?に選択してしまうことです。
ですから,その「事実らしさ」の背景に潜んでいるかも知れない巧妙なトリックの存在には常に敏感でなければいけません。
極言すれば,主張したい論点の「裏付け」(とされるもの)なども調査・統計の設計でもっともらしく成形できたりするのですから。
(註)裁量労働制データ問題とは無関係な投稿です(^0^)