経世済民

2020年1月15日 | からadmin | ファイル: 生活雑感.

本来,世をけ(たすけ),民をう(すくう)のが「経済(理論)」のはずでした。その意味で経済と福祉は切っても切れない関係にあります。

しかし,私達一人ひとり独自の存在としての「人間」を市場の内で労働力という「燃料」に変えて黒く(ブラック企業)燃やし尽くしているのも最近の「経済(理論)」です。

そして,燃焼効率の良い燃材(若くて強い労働力)が不足してきた結果,市場は新しい燃料の発掘に躍起です。

  • 廃棄燃材の再利用(定年延長,高齢者の再雇用)
  • 新燃材の発掘(女性労働力の家庭からの引き剥がし)
  • 未熟燃材の導入(成人年齢引下げ→労働力としての大人の増加)

市民としての児童・女性・高齢者の「福祉」は「市場原理」と密接に連関しているように思われてなりません。


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