ありがたいことに私にはSNSを通して多くの「お友達」がいてくれます。
その中には実際にお会いして福祉のことや政治のことや世の中のことを熱く,楽しく,真剣に語り合った方々も数多くおられ,そんな皆さんの投稿記事を楽しみにネットサーフするのが日課のようになっています。
その投稿の中には美味しかったラーメンやイタリアン,中華のお店などのB級グルメ紹介記事も結構の数あります。
本来,食いしん坊な私ですから,これはと思う情報を目敏(めざとく)く見つけてはメモしておいて,いかにも前から知っていたかのように家族と出かけることもあったりするのです。
しかし,なかには私なんぞとても手の届かない高級ネタの寿司店やA5ランクの和牛ステーキ店,五つ星かと思われるようなフレンチの写真をこれでもかと言うように連投される方が出てきます。
あの頃は三千円の料理と飲み放題の安酒で,日本の福祉を語り合った(つもりの)仲間が,随分と出世なさったものと喜ばしい限りですが,何か違和感を感じてしまう自分がいたりするのです。
豪華グルメの写真とともに投稿される貧困,高齢者問題等を拝読させていただいても「なんか違うな」「こっち側から,向こう側へ行ってしまったんだな」と思います。
例えば,公営ギャンブルなどを主催する組織や高貴な富裕団体様から提供される寄付という美しい名目の「金品」に感ずる「アノ違和感」と同様に…。