昨年の暮れから我が町内の横丁に子どもの声が聞こえ始めました。
20年来のお隣さんが市内のマンションへ引っ越されて間もなく空き家の改築が始まったのですが,そのモダンな改修のとおり若い御夫婦とお子さんが引っ越して来られました。
あらためて町内を眺めてみれば第一世代の御夫婦はとうに80歳越え,我が家を始めとする第二世代が60〜70歳台となり,周囲はまさに「高齢化時代」そのものです。
ある時期はこの落ち着いた雰囲気の町並みに好感も持っていましたが,集まれば「健康食品」や「病気自慢」に終始するこの頃に辟易としていたところでした。
その意味で「子ども」はそこに存在するだけで周りにエネルギー(子ども力?)を放射して「風」を巻き起こしてくれます。
今日も,もう春が来たかのような季節はずれな青空に「お母さ〜ん,キャッチボールしようッ!!」という元気な男の子の声が聞こえてきます。
私の方は相変わらず足下のセラミックヒーターにスイッチを入れようとしているのですが。