本年は東京オリンピツク・パラリンピック開催の年です。
以下は12年前の北京オリンピック開催に際して勤務先大学のホームページに投稿した記事の写しです。（版権は押木）
ところで。このお祭りが終わると「パラリンピック」なるものが始まりますが，なぜ本番が終わって使い古したような場所で期間だけを遅らせて「同じ人間」の「同じスポーツへの挑戦」が別枠で開催されるのでしょうか。（下線部再掲）
日本では開催年を迎えてマスコミでも障がい者スポーツの話題が取り上げられていますが，12年前に提起した問題状況（知的障がい者スペシャルオリンピックス，聴覚障がい者デフリンピック含む）は残念ながら？未だに変わりはありません。
特筆すべきは「東京マラソン」（3/1）で，こちらは一般・車椅子エントリー両者とも同日開催（9:05と9:10に同一地点から5分間の時差スタート：筆者観戦時）となっています。（さすが東京都！）
【追記】
「アール・ブリュット」（アウトサイダー・アート）等，人間の文化・芸術面におけるインクルージョンについては別途触れることとします。