私はインスタグラムはやっていません。
美しい風景写真なら分かりますが,SNS映えとかいって,食事前の料理写真などをインターネット上にアップすることが流行(はや)っているようです。
外見や見映えをこんなにも気にして競い合う?世の中はいつから始まったのでしょうか。
見た目としての表層(写真)に左右されて本質(真実)を置き去りにする結果,人も物もファッションや包装デザイン最優先の「見た目社会」が横行することを危惧(きぐ)します。
所詮(しょせん),ブランドやラベルなどの「外見情報」はただの「記号」にしか過ぎません。
そんな「記号」だけを交換して、その空しい価値を喜び合うインターネットを苦笑(くしょう)混じりに眺めています。