のちのおもひに

2019年10月14日 | からadmin | ファイル: 生活雑感.

なにもかも 忘れ果てようとおもひ

忘れつくしたことさへ 忘れてしまつたときには

夢は 真冬の追憶のうちに凍るであらう

立原道造「のちのおもひに」

24歳で夭折した立原は死を意識して「夢は凍る」と唱いましたが…

何もかも 忘れ尽くしたことさえ 忘れたときに

「生」(夢)は私の内で永遠となるように思います。


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